山手234番館
会津塗 【BITOWA】 × Gien (ジアン)
窪田 宏子 インテリアデザイナー / 有限会社グローブ
テーマ :「 幸せのつぼみ」~心で紡ぐハーモニックスタイル~
  展示コンセプトについて
この山手234番館は、1927年頃に外国人用の集合住宅として建設されました。今から約80年前、遠く離れた異国の地へ訪れた外国の人々は、母国を思いながら日本の素晴らしい伝統文化と美意識に触れ、様々な思いを抱いていた事でしょう。
今回は、そうした日本文化に感銘を受けた外国人家族(フランス人)が催す、心づくしのホームウエディングをイメージしたコーディネーションを1階の空間で展開します。そこで生まれた新しいカップルの、若々しくスタイリッシュな新居をイメージしたコーディネーションを2階の空間で表現します。
フランスで1821年に誕生したGienの器は、陶器本来の暖かみがあり、大胆で大柄のデザインはとても華やかな楽しい気分にさせてくれます。日本の伝統である会津塗の技術と研ぎすまされた感性で進化したBITOWAは、美しくモダン。晴れの場にふさわしい「品位」を持ち合わせています。この横浜の地に暮らす外国人家族が催す、心を込めたウエディング。幸せのつぼみがいっぱいの暖かい空間の中で、フランスと日本の美意識が融合したコーディネーションをどうぞごゆっくりとお楽しみください。

展示協力
《花》 有限会社ミニ・エ・マキシ フラワーデザイナー/林 聡子 《家具》 株式会社ワイス・ワイス 《照明》 コイズミ照明株式会社 《ファブリック》 マナトレーディング株式会社

会津塗 【BITOWA】
『BITOWA』は、400年の伝統に裏打ちされた会津塗の確かな技術が、デザイナー・塚本カナエの研ぎ澄まされた感性と出会ったことにより生まれた純国産の新ブランドです。住まい方への興味が富み、成熟した現代社会を生きる私たちの理想とする上質な暮らしに溶け込める商品を目指して2006年に誕生しました。これまで『classic』、『modern』という2つの斬新なシリーズを発表し、『BITOWA』ならではの新しい美の世界を提案しています。
BITOWA classicデザインテーマは「ホテルライクで上質な生活の提案」。会津塗の特徴である「はなぬり」をベースに、「高蒔絵」等の技法を用いた上質感のあるデザインが特徴のシリーズ。クラフトの中でもとりわけ手技にこだわった会津塗ならではの細やかな質感を表現しています。BITOWA modernデザインテーマは「エレガントな日常」。カジュアルライクな表情を持ちながらもエレガントなデザインのシリーズ。日常生活に根ざしたより使いやすいアイテムに華やかなパールカラーを施しました。柔らかな雰囲気と、より洗練された美の世界を表現しています。

 

Gien (ジアン)

ファイヤンス焼きの陶器工房ジアンは、1821年、パリの南にあるロワール河岸の豊かな自然に恵まれた町ジアンに設立されました。
創業初期は日常生活品を中心に製造を行い、その後17世紀・18世紀のヨーロッパ各地の名窯からインスピレーションを得て優れた技法を掴み、万国博覧会に出展し金賞を受賞する栄誉に輝きました。その頃から世界中の王侯貴族らに注目され、家紋を刻印したオーダーメイドのテーブルウエアが好評を博し、多くの人々に愛用されるようになりました。さらにジアンでは原材料、塗料、型や絵柄などの開発を続け、今日に至るまで様々なコレクションを生み出してきました。こうして180年以上の歴史を誇るジアンは、鮮やかなロイヤルブルーから深みのあるナイトブルーまで、様々なニュアンスのブルーを中心に、華やかな色彩に代表されるようになり、花や鳥など自然をテーマにした絵柄がブランドイメージとなりました。ジアンにおいては、オーダーメイドの精神と人々の食卓に幸せを彩るというモットーが、今
でも基本理念として大切に受け継がれています。

輸入販売代理店:株式会社 明和セールス

 


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